彼を形容する言葉は色々ある。ラブ・タンバリンズのキーボードであり、土岐麻子(元Cymbals)の元旦那であり、安藤裕子に楽曲提供をしたり…など。自分の場合は、安藤裕子の「水色の調べ」の作曲者として彼の名前を知り、のちにそれが(当時の)土岐麻子の旦那と同一人物だったということを知った。渋谷系とシティ・ポップをつなげてくれる存在として非常に重要な人物であると思う。プロデューサーやアレンジャーとしての活躍が華々しいが、彼自身の名義で曲も出している。重層的な独特の声が持ち味で、ウィスパーボイス的なのに深みも持っている。週末感バッチリのグッドチューン。