今日の一曲

テクノポップ~渋谷系~シティ・ポップあたりが守備範囲です。


イントロのコード進行しか関連がないんだけど、「グッド・ラック」を聴くと、やっぱりこの曲まで連想してしまう。コーネリアスの1st「ファースト・クエスチョン・アワード」に収録。自分は難解な音楽は苦手で、基本的にファーストまでしか理解できていない。ここまでの音楽と、それ以降の音楽は別物ぐらいの違いはある。分類的には渋谷系なんだけど、この曲に限ってはキーボードの使い方など、シティポップ的要素が散りばめられている。サビまで淡泊に歌うとか、「だろう」の歌詞とか、小山田節炸裂な一曲。


グッド・ラックの翌年、1979年に発売されたデビューシングル。母親がジャズシンガーで、ジャズスポットに出入りしていたところを世良譲に見出され、この曲でデビューした。グッド・ラックのイントロと聞き比べてもらうと、なぜこの曲を連想したかは分かってもらえるかと思う。ローズピアノもいい。タイプは違うが、彼女もビブラートが特徴的。かなり大きく口を開けて歌うタイプで、相当な下支えができていないと不可能な、実力に裏打ちされた歌い方をする。44歳で子宮頸癌のため逝去。


1978年に発売された、野口五郎の28枚目のシングル。この曲で紅白にも出場している。自分の中ではこれは歌謡曲ではなく、シティポップのジャンル分け。作曲が筒美京平なのだが、ひたすらグルーヴィー。歌番組では、意図的にテンポを上げたバージョンを披露することがある。イントロのギター、ストリングス、下支えのベースラインが一体となった世界を作っていて、30年以上前の曲なのに、全く古さを感じさせない。この曲から自分は2つの曲を数珠つなぎに思い出すので、その曲を明日・明後日と紹介したい。


彼を形容する言葉は色々ある。ラブ・タンバリンズのキーボードであり、土岐麻子(元Cymbals)の元旦那であり、安藤裕子に楽曲提供をしたり…など。自分の場合は、安藤裕子の「水色の調べ」の作曲者として彼の名前を知り、のちにそれが(当時の)土岐麻子の旦那と同一人物だったということを知った。渋谷系とシティ・ポップをつなげてくれる存在として非常に重要な人物であると思う。プロデューサーやアレンジャーとしての活躍が華々しいが、彼自身の名義で曲も出している。重層的な独特の声が持ち味で、ウィスパーボイス的なのに深みも持っている。週末感バッチリのグッドチューン。


名前は「ひやじょう・あつこ」と読む。現在は沖縄に拠点を置いて活動している。この曲はFM802のパワープレイにもなった。南国生まれらしいエキゾチックな歌声と、洗練された音作りが大人のポップスを感じさせる。個人的に好きなのは、サビの部分のコード進行。シティ・ポップの特徴を明確に示しているところがいい。当然のように他のシティ・ポップアーティストとも融合性が高く、流線形などともコラボしている。

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